趣味は暮らしです。

めんどくさがり30代主婦の「暮らしのあらゆる事に丁寧に向き合う試み」の記録

嫌いだったことをやってみる〜走ること編〜

約2ヶ月になるか。

私は走っている。

走ることは大嫌いだったのに。

 

世の中は久しくマラソンブーム。

皇居ランだとか東京マラソンだとか聞くたびに、

「走るなんて苦しいしお腹は痛くなるし、ましてや

大会に出るには結構なお金もかかると聞く。一体何が楽しくて走るわけ?」

「どうせ、『走る私はおしゃれ~』とか思ってるんでしょ?ふんふんっ!」

なんて、まったく走る人の気が知れず、意地悪なことを思っていた。

 

そんな私が朝30分のランニングを続けている。

きっかけはスロージョグという走り方を知ったこと。

隣にいる人とおしゃべりできるくらいのゆっくりしたペースで走る。

歩幅も狭く取り、膝などへの負担も少ない。

しかも普通に走るのと同じような効果が得られる。

何より辛くないから続けられる!というもの。

これならできるかも?そう思った。

辛い苦しいことは大嫌いだけど、それがないならいけるかも?

 

そうして一度走ってみたら、続けられそうな予感がした。

子どもが起きる前、朝5時台〜6時台に、1kmあたり9分前後のペースで、

約3.5キロ走っている。毎日とはいかないが、週に4回くらい。

 

朝は眠い。行きたくない思いが頭をもたげる。

雨が降っている、子が起きそう、行けない理由を探す。

でも、それで行かなければ自分の中にモヤッとした不快な

思いが残ることは今まで何度も経験して知っている。

だから、淡々と着替えて準備体操して走り出す。

 

走ることが好きとはまだまだ言えない。

でも、走ることが嫌いではないということはわかった。

だから、とにかく続けてみようと思うのだ。

 

身体を動かすことが損なことのように思っていた私に、

「使える身体を使わないでいることの方がもったいないんだよ」

と夫は言った。

 

そうだよなー。

自分がどこまでできるのか知りたいと思ったのです。