嫌いだったことをやってみる〜走ること編〜
約2ヶ月になるか。
私は走っている。
走ることは大嫌いだったのに。
世の中は久しくマラソンブーム。
皇居ランだとか東京マラソンだとか聞くたびに、
「走るなんて苦しいしお腹は痛くなるし、ましてや
大会に出るには結構なお金もかかると聞く。一体何が楽しくて走るわけ?」
「どうせ、『走る私はおしゃれ~』とか思ってるんでしょ?ふんふんっ!」
なんて、まったく走る人の気が知れず、意地悪なことを思っていた。
そんな私が朝30分のランニングを続けている。
きっかけはスロージョグという走り方を知ったこと。
隣にいる人とおしゃべりできるくらいのゆっくりしたペースで走る。
歩幅も狭く取り、膝などへの負担も少ない。
しかも普通に走るのと同じような効果が得られる。
何より辛くないから続けられる!というもの。
これならできるかも?そう思った。
辛い苦しいことは大嫌いだけど、それがないならいけるかも?
そうして一度走ってみたら、続けられそうな予感がした。
子どもが起きる前、朝5時台〜6時台に、1kmあたり9分前後のペースで、
約3.5キロ走っている。毎日とはいかないが、週に4回くらい。
朝は眠い。行きたくない思いが頭をもたげる。
雨が降っている、子が起きそう、行けない理由を探す。
でも、それで行かなければ自分の中にモヤッとした不快な
思いが残ることは今まで何度も経験して知っている。
だから、淡々と着替えて準備体操して走り出す。
走ることが好きとはまだまだ言えない。
でも、走ることが嫌いではないということはわかった。
だから、とにかく続けてみようと思うのだ。
身体を動かすことが損なことのように思っていた私に、
「使える身体を使わないでいることの方がもったいないんだよ」
と夫は言った。
そうだよなー。
自分がどこまでできるのか知りたいと思ったのです。